【せんぱい日記】テレビの規制構造について一言。掃除に励んで、ついでにスキーもシーズン・イン
今回の日記は掃除の記録みたいになりそうなので、メディア関係のコメントを一つだけ補足しておこう。
先日の「あやブロナイト」のことは既に書いた。「アルティザン鴨下信一のこと、“ソーシャルメディアはテレビを救わない”ということ、など」
その中で、「あやブロナイト」の“せんぱい総括”として発言したことについて、一つ書き忘れたことがある。それはこういうことだ。
テレビがインフラとしての無線(=放送波)に関わり続けるとすれば、そこには免許という規制の仕組みがあるのであって、それは表現行為の規制と不可分ではない。では、それを理由にしてインフラと分離した方がジャーナリズムとしてのテレビにとって良いことなのかと言えばそうではあるまい。免許による規制はテレビにとって構造的なものなのであって、それ故にテレビ局もそしてテレビに関わる人々も、不可避的に表現と規制の関係に向きあうことになるのであり、その緊張関係こそがテレビにおいて表現行為の意味を対象化するモメントになるはずなのだ。このことは、例えば活字ジャーズムとは違う視点からメディアと状況の関係を語る極めて大切なポイントだと思う。規制されていることによって規制の意味、つまりそれは表現や伝達の意味ということになるのだが、それをさらに深く考えることが可能になる、ということだ。
ここから先は発言しなかったことだけど、感想として追加。
ナチス占領下のパリでこそ人は自由だった・・・というフレーズはサルトルのものだっただろうか。それほどカッコ良くないけれどね。もっとグズグズ、ベタベタいい加減なものだとしても、規制されているからこそ規制とは何かを問い返すことが出来るのだ。
12/16(月)
6月に慶応病院の人間ドックで検査をしたが、その時「経過観察」事項が一つあって、半年経ったので、今日造影剤MRI検査。ホテルニューオータニ内東都クリニック。
終って「放送人の会」事務局。
12/17(火)
冬掃除、今日は全室の窓拭き。
この家を建てるとき、「暗い部屋は嫌だ」と思って窓を多くして見たのだが、窓拭きは毎年結構な労働だ。それに、日当たりが良いと家具や蔵書の色褪せも早い。もう一度家を作るなら、なんてそんなこともうないのだが、何室かは日当たりの悪い部屋にしよう。
光の関係は微妙だ。
アメリカでは北側に客間やリビングを置くという。間接光を好むのだそうだ。
そういえば、かつてテレビの方式(走査線数や一秒間の画像数)について「最終的には眼の球が黒いか青いかの問題です」と言ったのは、TBSの優れたエンジニアー清水孝雄君だった。
ついでに思い出したのは、レーダーが未開発だった時代の戦闘機のパイロットに求められたのは遠方を識別する視力で、黒い眼の日本人パイロットが有利だったという話が「坂井三郎空戦記録」だったかに出てきたような気がする。船乗りだってそういうことだったんだろうな。
・・・などと考えているうちに、欧米人に大掃除という生活習慣があるかどうか知らないが、窓拭きという生活労働の負担は少ないのかもしれない、なんてことも思ってみた。
12/18(水)
キッチン、リビング、洗面所、玄関、階段、など床磨き。
午後、スキー用具一式(といっても、今年は板と靴は新に規購入したスポーツショップからの直接配送なので)、衣類・着替え・雑貨、などを定宿「樅の木山荘」に送る。シーズン中預かってくれるので助かる。
午後、「放送人の会」事務局。本年最後の担当。
12/19(木)
朝、洗濯中に水漏れ。洗面所、玄関、クローゼットなど水浸し。
マット、バスタオル、雑巾などで拭きとるのに大わらわ。
思わぬトラブルに疲れた。
12/20(金)
来年の「日韓中テレビ制作者フォーラム」への協力依頼に付き、MBS東京支社・民放連・総務省などと折衝。その間に、渋谷のオグラ眼鏡で修理してもらった眼鏡の受け取り。忙しい。
夕方、「日韓中」についての報告・協議でユニオン今野氏と懇談兼忘年会。
12/21(土)
玄関ドアなど、外回り掃除。
階段外側の窓は高い脚立に乗るかホースで水をかけるしかない。寒天下で放水。
12/22(日)
下駄箱清掃。これで掃除は一通り終了。
あとは、28日に自分の机周りの書類・メモ類整理。
12/23(月)
年賀状作製。一番多い時は400枚あったが、今年は200程度。
プリンター不調でNG多し。
昼、正月用焼鯛の予約。
12/24(火)
TBS診療所の岩男先生が先日のMRI検査結果について診断。
このまま経過観察継続。特段の処置不要との由。
夕方、吉祥寺でマッサージ。体全体をスキー用に調整してもらう。
夜、寿司やで忘年会。
12/25(水)
今日から戸隠。
出がけに年賀状投函のつもりで何気なくパラパラと見ていたら、十数枚本文白紙のものを発見。
吃驚!戸隠行きの長野新幹線はいつもなら適当な自由席に乗るのだが、暮なので指定席を予約してあった。列車の時間など気にしながら追加印刷でバタバタ。
昼過ぎ大宮で乗車。ホッ。
夕方戸隠「樅の木山荘」着。
直ぐに荷ほどき。スキー板、ブーツ、ヘルメット、スキーウェア、着替え衣類など。
コメント
ワンセグ全番組タイムシフト視聴は視聴率を下げるのか検証してみた〜ガラポンTV視聴ログより
リアルタイムの放送をテレビで視聴する人が増えることは良いことです。 言うまでもなくこれは「視聴率が上がる」ことを意味します。 &nb…
この記事へのコメントはありません。