ネットのパラダイムをテレビはうまく取り入れられるか?
もう一週間も経ってしまいましたが、11月1日にソーシャルテレビ推進会議が主催してカンファレンスを行い、おかげさまで盛況のうち終了しました。やるぞと言い出してから半年強、我ながらよく突っ走ったもんだなあと思います。推進会議の皆さん、そしてそこから広がって巻き込んじゃった皆さん、いろんな立場の方々がいるから、きっとなんとかなるさ、と他力本願な気持ちで進めてきて、実際なんとかなっちゃいました。なんとかなっちゃいましたはお力をお借りした皆さんに失礼で、ほんとうにありがとうございます、とこの場で感謝を表明いたします。そうそう、あやとりブログさん(?)にもスポンサードいただきありがとうございましたです!
カンファレンス全体のレビューは、Film Goes with Netでブロガー杉本穂高さんが光速で書いてくださったのでそれをぜひ読んでください。ちゃんと各パート別にまとめてくださっています。→このリンクからどうぞ。
またぼくも自分のブログでキーノートの解説だけ書いていますのでそちらもどうぞ。→このリンクです
ここでは少し違う話を書きます。最後のバトルトークではぼくがモデレーターとして自分が好きな人ばかりお招きしたのであまりバトルにはなりませんでしたが、中でも角川アスキー総研・遠藤諭さんが長々と展開した話が刺激的でした。刺激的なのでじっくり聞きたいんだけど遠藤さんがあまりに長々と話すので途中で遮っちゃおうか、でも面白いからぼく自身ももっと聞きたいと思ううちにまんまと長い話を丸々されちゃったのですが。
「Googleのエリック・シュミットはね、2020年までには世界の全人口がネットにつながってるだろう、と言ってるんですね」遠藤さんの話はそんな壮大なスケールではじまりました。ソーシャルテレビのカンファレンスなのに、そんな遠大なところからはじまって、ちゃんとテレビに着地するのかなあと冷や冷やしましたが、長—い回り道をした末に、遠藤さんが問いかけたのが、「テレビがネットのパラダイムにのれるかどうかがポイントになると思うんですよね」ということでした。
テレビがネットのパラダイムにのれるかどうか。だから例えばソーシャルが重要になったりする。あーよかった。ソーシャルテレビにつながっていったぞ。胸をなで下ろしながら、確かにこのカンファレンスで披露されたいろんな事例や考え方はまさしく、ネットのパラダイムをテレビが取り入れる試行錯誤でした。
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