テラバイト録画機が『半沢直樹』の視聴率を押し上げている?
さあ『半沢直樹』についての続きです!(前回の記事を読んでない方は、そっちから読んでもらった方がいいかもです→ここをクリック!)
先日の第六話は、関東での平均視聴率が29.0%だったそうです。第五話と同じですが、裏番組で大勢のタレントが大島さんの到着を武道館で待ち受けていたことを考えるとすごい数字です。そっちは27.5%だったらしいので、関東の世帯の半分以上が、東京中央銀行か武道館を見つめていたことになります。ちなみに、関西では32.5%だったそうですから、あっちの方が半沢熱は高いのでしょうか。
ネット上ではこのドラマについて様々な言説が飛び交っています。その中には、せっかく『半沢直樹』が好調なのに世界陸上でお休みにしちゃったTBSを揶揄する内容のものもありました。でも今となっては、むしろよかったんじゃないかと思ったりします。前の週に放送がなかったことで“枯渇感”を感じてしまい、次回がますます楽しみになってしまった。早く観たい、放送したらすぐ観たい、つまりはライブで観たい、ということで、一週お休みになったことは視聴率を逆に高めたんじゃないでしょうか。
それから、レコーダー機器の容量増も『半沢直樹』には強くプラスに働いたようです。例えばぼくはいま、今年の冬に買ったブルーレイレコーダー使っています。容量は1TB(テラバイト)!なので気になる番組は次から次に録画予約に放り込んでます。で、時間があいた時に観る。
この2週間の間に、なんとなく録り溜めておいたテラバイト録画機の『半沢直樹』をイッキ観した人は相当多かったようです。私の身近にも数名いますし、Twitterで“半沢直樹”と検索すると「『半沢直樹』5話まで観た。なにこれ!面白い!」というようなTweetが次々に出てきます。あちこちでニュースになってたり友人が勧めたりするこのドラマを、録画はしてあったので試しに観た。そんな人が、とくに放送のなかった週末にかなりの数いたのだと思います。試しに見たら面白い!そんな人は、次はリアルタイムで観ようと意気込んだと思います。
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ワンセグ全番組タイムシフト視聴は視聴率を下げるのか検証してみた〜ガラポンTV視聴ログより
リアルタイムの放送をテレビで視聴する人が増えることは良いことです。 言うまでもなくこれは「視聴率が上がる」ことを意味します。 &nb…
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