テレビのタブーに挑戦したNHK技研公開
タブーに挑戦その2
NHKがテレビのタブーに挑戦したサービス案のもう一つは、テレビ局でないサードパーティーによるサービスを想定して実験的に作ったもの。例えば「はなまるマーケット」で料理の作り方を放送していると、セカンドスクリーンとしてのタブレット上のアプリで、クックパッド(あくまで一例として)などの膨大なレシピの中から、その料理のレシピをピックアップし、タブレット上に表示する。
つまりハイブリッドキャストは、テレビ局だけでなくWeb企業やIT企業などのサードパーティーでも利用可能だという事だ。
今の地上波放送のデータ放送ではこれは不可能だ。テレビは非常に長い間、その利益を外にこぼさないよう、利益の抱え込みを守って来た。しかし、このビジネスモデルは既に限界にきている。この固定観念を打破する時がついに来た。
これまでのあやとりブログのポストで私も「これからのスマートテレビでは、テレビ局だけが利益を得るクローズドなものではなく、オープンAPIのように、多くの外部プレーヤーが参加できる環境を作り、共に利益を享受するという考え方が必要だ」と主張して来た。
テレビがあと数年でなく、この先、5年、10年と生き残ってより発展する事は、共存の概念を取り入れずには決してなし得ないと覚悟しなければならない。
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