テレビのタブーに挑戦したNHK技研公開
タブーに挑戦その3
三つ目は、境治さんも言っていたオーバーレイだ。
「番組同期型アプリ」とネーミングされていたもので、技術的に言えば、放送で送る同期信号と端末連携機能により、テレビ、スマートフォン、タブレットなどの複数のデバイス間で同期したサービスが行える。具体的には、そのうちの「他言語吹き出しサービス」ではアニメ番組の放送画面に、ネットを経由して得た英語や日本語の吹き出し情報を重ねて表示するものだ。
また子供番組での歌のコーナーで、曲に合わせてタブレットなどに表示されたタンバリンを叩いたり、ピアノを弾いたりして遊ぶのだが、テレビの放送画面にはタンバリンを叩くタイミングが、ゲームの「太鼓の達人」のように表示される。
この放送画面に別情報を重ねて表示するオーバーレイ表示は、NHKだけでなくWOWOWの展示でも使われていた。
無料の番組「ザ・プライムショー」の中で、視聴者が自分のアバターを設定し、それを放送画面内に表示、どうじに見ている人たちのアバターも表示されるというものだ。このアバターは番組の盛り上がりに応じて、喜んだり怒ったりというアクションをさせられる。画面上の多くのアバターが、飛び上がって喜ぶ様子は確かに面白い。
コメント
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リアルタイムの放送をテレビで視聴する人が増えることは良いことです。 言うまでもなくこれは「視聴率が上がる」ことを意味します。 &nb…
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