テレビのタブーに挑戦したNHK技研公開
その他の展示の中から
その他のハイブリッドキャスト関連で目立った展示は、TBSの「セカンドスクリーン連動CM」だ。
ピザハットと映画「忍たま乱太郎 夏休みの宿題大作戦!の段」の協力でできたもので、CM放送中にスマホ・タブレットを使った簡単なゲーム(タブレット上の手裏剣をテレビ画面に向かって投げつけるとポイントがもらえるというもの)に参加してもらう。するとスマホには近所のピザハットの店が表示され、その場で集めたポイントを使って同じスマホの画面上でピザを注文できる。
これは放送されたCMが、見るだけでなく楽しく遊ばれ、さらにポイントという購買誘因にノータイムで繋がり、さらにその場で購買行動まで一気にいってしまうという、一連のスムーズな流れができている。
非常に完成度の高いもので、ハイブリッドキャストの運用が始まったらすぐにでも利用されるのではないだろうか。
この他にもフジテレビや日本テレビも独自のサービス案を展示していたが、身贔屓でなく、今回はTBSが頑張っているのがわかってうれしかった。
ハイブリッドキャスト関連以外の展示で、私の目を引いたいくつかをご紹介しておく。
やはり4K、8K関連が目立った。ちなみに今のハイビジョンは2K、次世代のテレビとしてテレビメーカー各社が力を注いでいるのは4K、8KはNHKがスーパーハイビジョンと呼んでいるもの(英語ではウルトラハイビジョン)。
当然、今の地上波デジタル放送のハイビジョンより4Kの方がはるかに画質が高く、8Kはそれよりはるかに高い。
8Kを使った85インチ画面で、画面内マルチウィンドウ表示で、駅伝のデモンストレーションをしていたが、大画面の中の小さなウィンドウの中の画像も十分美しく、大画面の片隅に表示されていた文字が僅か5mm角の大きさだったのに、しっかり判別できるのには驚いた。(撮影は禁止されてました)
コメント
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