テレビのタブーに挑戦したNHK技研公開
タブーに挑戦その1
まず拝見したのは、NHKのハイブリッドキャストのサービスの中で、すぐにも実用化できるもの。
その中での注目は「アクティブ番組表」。素人目に見ると 別に珍しくはない。EPG(電子番組表)を活用したもので、1ヶ月前までの番組表が見られ、そのうちNHKオンデマンドで見られる番組は、その番組表から呼び出して一発で視聴できる。
視聴者やユーザーからすると、どこが凄いのかわからないだろうが、実はこれはこれまでのテレビのタブーを打ち破るサービスだ。
現在のEPGは、全局とも現在放送中の番組と1週間先までの番組を表示するが、現在以前の番組は表示されない。これは実際に使っていると非常に不便なのだがそういう仕組みになっている。
理由はよくわからない(ことにしておく)が、リアルタイム視聴を阻害するようなことは一切排除するということなのかなと推測してみる。
しかしNHKは大胆にもこのタブーを軽やかに打ち破ってしまった。今はやりのユーザーファーストの考え方からすれば当たり前のことだが、長い間、放置され続けて来た。テレビもこれをきっかけに、そろそろユーザーファーストに本気で取り組むようになればいいと、心から願っている。
コメント
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