【せんぱい日記】アルティザン鴨下信一のこと、“ソーシャルメディアはテレビを救わない”ということ、など
12/6(金)
「放送人の世界-鴨下信一・人と作品」。18:30.上智大学。
今年から上智大学メディアジャーナリズム研究所と共催。
今日は「岸辺のアルバム」初回と最終回、「おんなたちの忠臣蔵」の上映と、鴨下信一・今野勉のトークショー。
手足れにして博覧強記の人の話は流石に面白かった。
ドラマの前に音楽やバラエティーのディレクターを経験したこと、仕事以前に歌舞伎などの演芸の世界に接していたことなどがドラマ演出の下地にあるという。
それは、ドラマディレクターではなくテレビディレクターなのだと鴨下氏本人は思っているということであり、テレビとはそういうものであって、それがテレビ的であるということに同意する。
終ってニューオオタニのワインバーでワンショット。
12/7(土)
少年時代に世話になって従兄弟の訃報。
明日通夜、明後日葬儀だという。
放送人の世界・二日目。
「思い出づくり」「ふぞろいの林檎たち」「高校教師」「植木等しショー・オーケストラがやってくる」。
「岸辺のアルバム」「思い出づくり」「ふぞろいの林檎たち」は、いずれも大山プロデューサー、山田太一脚本だ。思うに、大山さんはテレビをジャーナリズムとして捉えていたことは確かだが、ではアルティザン?鴨下信一はテレビをジャーナリズムと認識していたのだろうか?認識していたとすればどのように?そうでないとすれば何故?
思うに、アルチザン(artisan)に徹することにこそ、逆説的だが、テレビというジャーナリズムで生きつづけてきた鴨下信一と言う人の強かさがあるのではなかろうか。
そのあたりを聞いてみるべきだったかもしれない。
終って学生たちも一緒に四谷の居酒屋系に。
12/9(月)
学生時代の友人と文楽。
今回は「文楽教室」という企画なので女子高校生が大半。解説などあったが半分近くは気持ちよさそうに寝ていたようだ。
終って、いつもなら早い時間からの一献が楽しみなのだか、通夜に向かうので今回は付き合えず残念。
18時に本願寺和田堀廟所(甲州街道 明大前)。
故人とは、4歳の頃と中学時代の2年間、二度にわたって同居させてもらった伯父の次男。体が丈夫でなかったが優しい人だった。享年86歳。長男の従兄弟は随分以前に亡くなられた。三兄弟の一番下とは親戚の会合などで親しくしてきたが、先日から入院中という。
父の兄妹は男五人、女一人。従兄弟たちも多いが少しずつ欠けていく。仕方がないことだが、やはりさびしい。父は男の一番下なので、その次男で末っ子私は従兄弟世代では一番下の方だ。
コメント
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