のめりこませる技術
パロ・アルト(Palo Alto)はTall Treeのスペイン語。群生するRedwood=セコイアから名付けられた。
パロ・アルトのフォーチュン・クッキー
「出るから、入りな」
どこからか歩いてきたサングラスのオバサンが指差した。
パーキング前で空きを探していた僕らの車がノロノロ後をついていくと、オバサンは銀色のポルシェに乗り込み、親指立てて去っていった。
カッコエエ。
生温くも冷たくもない風。青い空に薄茶の建物。サンフランシスコから、シリコンバレーを車で1時間南下した街パロアルト。
通りには画材屋、古本屋が並ぶ。なんか文化的香りクンクン。行き交う人も優しそうなんて気のせいか。窓を開け放したカフェでは、誰もがMacを開いている。
昼どき。
チャイニーズ・レストランでシュリンプ・フライドライスを注文した。9.25ドル。乾いたタイ米をよく「炒」してる。美味しい。
「またディナータイムにおいで」
食べ残した皿にフォークとスプーンを乗せながら、オバアチャンが言う。
伝票の上に投げられたフォーチュン・クッキーを割ると、「Everybody is drawn to you」の文字。Drawnってひき込むだっけ?
それを見て、思い出した。
ちょっと前に頂いた「のめりこませる技術 – 誰が物語を操るのか」という本。
著者はアメリカのWiredっていう雑紙の編集者だったフランク・ローズ ( Frank Rose ) 氏。(フィルムアート社、島内哲朗訳)
のめりこませるってなんだろう?
ドーパミンという米国のスタートアップ。ゲーミフィケーションの会社
コメント
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