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20135/3

● せんぱい日記・ローカル局の“あさま山荘事件”、古い友人たちとの歓談はとても気持ちが良かった、ぼくの右目は不幸だ、など。(前川英樹)

4/15(月)
庭に出てみると、雑草が元気だ。
雑草にだって名前はあるだろうが、何と言う草か名前を知らない。
春だ。

 

4/16(火)

知り合いの証券会社の人と雑談。
今の景気は、人為的バブル化ではないかと尋ねたら、概ねYesという意見だった。
危険だ。ぼくの感では、それは経済が混乱するであろうという予見と、政治的には過剰に国権的に傾斜する(=ナショナリズムのバブル化)との両方の意味で、だ。感のあたる方ではないので、外れることを期待するが、今回は当たりそうだという“感”が働く。

 

4/17(水)
JCOMの番組審議会。
年に一度の会合。新百合ヶ丘。
終って、ポープさんの家のリフォームを担当した設計事務所の社長の池上裕子さんと会う(登戸)。 池上さんは、新築もリフォームも仕事の内だが、高齢者向け住宅を手掛けるときに「老人たちはもちろん、同居者たちも如何に快適に生活できるか」ということを凄く丁寧に工夫する。そういう仕事の延長として、介護分野にも関わってヘルパーさん達の仕事にも詳しい。
リフォーム後に村上家の介護体制に関わってきた。で、今回はホープさんと最近では付き合いの深いぼくの意見を聞きたいという。
色々話して、近々村上家で会うことにする。

 

4/18(木)
町田公証役場。
担当弁護士と知人の司法書士に立会人を依頼して、遺言公正証書と委任後見人契約を成文化。その前に、長女夫妻と昼食。久々に回転寿司店。この業界も何だか進歩しているみたいな感じだった。
今日は暖かい

 

4/19(金)
六本木で緑内障の定期診療を受けている眼科で、外斜視検査。
本を読んでいると、右眼の視野の端にあるもの(例えば文房具)が、視野の中心(本のページの上)に入ってくることがあり、気になるので前回の診療の時に相談したら「検査しましょう」ということになった。加齢により眼球を支えている筋肉が弛緩してそういう現象が起こるらしい・・・医師の説明はそのように理解したが・・・。白内障と同じ程度の簡単な手術だから、手術をした方が良いと薦められた。済世会中央病院を紹介してくれた。急ぐ必要はないというので、連休明けに行ってみよう。
ぼくの右眼は中学時代からひどく視力が悪くて0.1 以下だった。その上、高校時代にサッカー部のGKの練習でセービングしたときに、至近距離で強烈なシュートに直撃されたことがある。成人してからの検査で眼底に傷があり、レーザーの手術を受けたこともあった。緑内障も右眼で、今は眼薬で進行が抑止されている。白内障で右眼の手術をした時に、左眼と同じ程度の視力になるといわれて、50年ぶりのことだと喜んだし、確かに視力は凄く良くなった。
それなのに、今度はこれだ。なんとも可哀そうな右眼だ。

 

旧友会総会後の懇親会に出席。 久しぶりに会う人ばかりだが、毎年見える顔がいないと気になる。

 

4/20(土)
寒い。
「調査情報」 の原稿再校。
TBSの和田のり子君に、「放送人の会」の英語表記について質問メールを送ってやり取りしているうちに、近々一献ということになった。彼女は19歳までアメリカで生活していて、全くのネイティブと言っていい。逆の言い方をすれば、凄く日本語がうまくなった、とも言える。

 

4/21(日)
村上家で池上さんと一緒に色々会話。
白ワイン、イタリアのシャルドネだったかな、が絶品だった。

 

4/22(月)
「放送人の会」事務局で今野、北村両氏と打合せ。
終って、学生時代の友人高橋君と何故か高田馬場の大衆割烹で歓談。
アベ的なるものに怒っていた。テレビに登場すると消すという。テレビを消したって現実は消えないじゃないかと言うと、そんなことは分かってる、とまた怒っていた。

 

4/23(火)
久しぶりに、ゴルフの練習場。遅ればせながらそういうシーズンだ。
戻ってから近所の理髪店。

 

4/24(水)
御殿場ウェスト。終日雨。
何とか18ホールプレーした。シーズンinとしてはちょっと残念。
明日「TBS・6の会」というコンペが近くであるので、御殿場のビジネスホテル泊 ホテルの近くで食事をしていたら、放送批評懇談会事務局の橋本君(TBSの1年後輩)から電話。放懇のギャラクシー賞を「調査情報」が受賞することについて相談。贈賞の段取りについて。明日のコンペに彼も参加するので、その時に話をしようということにする。

 

4/25(木)
富士小山ゴルフクラブ。
曇で少し寒い。ともかく距離が長いホールばかりで疲れた。ひどいスコアだ。パットがまあまあだったにもかかわらず、このスコアは辛い。
懇親会で橋本君と話す。趣旨は編集長市川君に伝えようということでこの日は終了。
清水洋二、近藤邦勝、両君とロマンスカーで帰る。

 

4/26(金)
「放送人の会」第1回総会の件で、北村氏と一緒に永和総合事務所打合せ。終って総会の段取りについて、北村氏と協議。
その後、銀座三越の白洋舎へ。
スキー用ダウンジャケットのクリーニングについて撥水加工をしない方が良いとの連絡が先日あって、先払いした料金からその分を返済したいという。現金書留で送るというので、「そっちに寄りますよ」と言ってあった。千円余を受け取る。 午後、テレビマンユニオンで今野氏と打合せ。

 

終って赤坂に回り、「調査情報」市川君とギャラクシー賞の件で会話。

 

4/27(土)
「放送人の会」の「放送人の証言」の収録で長野日帰り。
「あさま山荘事件」を地元民放はどう体験したかについて、当時のSBC報道部の内山キャップ、中島記者、伊藤アナウンサーの三人の話を聞く。実に面白かった。
当時のスタッフ・機材の配置図など資料がきちんと残っていて感心。三氏の話も具体的で正確。日本の民放は地域免許、ローカル局で支えられてきたということが良く分かった。ローカルの話は、もっと記録されるべきだ。
新幹線は、GWの初日でやや混雑。

 

4/28(日)
久々終日在宅

 

4/29(月)
小学校以来の友人U宅(小田急線 長後)で歓談。
ビール、酒、ウィスキー。夫人の手料理を御馳走になる。
気持ちの良い時間だった。
同じ小学校以来のもう一人の友人で卒業時はぼくと同クラス、Uとは高校まで同窓のMが闘病中で、彼の様子なども聞く。
帰宅したら11時過ぎていた。

 

4/30(火)
夜、「調査情報」刊行慰労会。赤坂「うまや」。

 

 

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