● せんぱい日記【『てんで凌ぎ』、「TBS調査情報」受賞、現代史の力学と放送局、など】(前川英樹)
6/3(月)
ギャラクシー賞贈賞式(ウェスティン・ホテル)
「TBS調査情報」が志賀信夫賞を受賞。
「TBS調査情報」を放送批評懇談会50週年記念賞に推薦したのだが、そちらではなくて志賀信夫賞受賞になった。ともかく良かった。去年通算500号を数えたので、いくつかの賞に推薦していたのだがやっと実った。TBSメディア総研市川編集長とTBSテレビの担当役員が挨拶。
ノンフィクション作家沢木耕太郎さんが祝辞。
「かつて、『調査情報』編集部は夕方から酒が酌み交わされ議論が飛び交い、そこから企画が決まり、ライターに電話をするという混沌としたエネルギーに満ちていた。その「調査情報」がこれまで生きてきたのは奇蹟だ。この頃のTBSは全く見るものがない。そのTBSにとって「調査情報」はアンテナのような存在だと思う。出版社の中で電話交換台(という人間的な仕組み?)が残っているのは「文芸春秋」だけで、「文芸春秋」は交換台をなくしたら出版社として終わりになるだろう。(同じように)この受賞を口実に「調査情報」を廃刊するという話が出るかもしれないが、そうなったら、アンテナとともにTBSもホントに終わってしまうだろう。」
うーむ・・・。
それにしても、ギャラクシー賞で番組として何も評価されないTBSは確かに寂しい。
コメント
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