4・3せんぱい日記【東北三県(福島・宮城・岩手)のアナログが終了して、<地デジ>の総括があちこちで始まるだろう。古希のスキーはシーズン20日滑走!】前川英樹
3/17(土)
雨、寒い
「ACC CMフェスティバル 入賞作品上映会」(情報センター・横浜)
九州新幹線開通(グランプリ)や東京ガスの「家族の絆・お弁当メール」(ゴールド)など、既に昨年話題になったものがグランプリなどなので新鮮味に欠けた。「(サントリーの企業広告など)ハートウォーミングなものが高い評価を得たのは、3.11の影響か」という解説コメント(横澤宏一郎)。
帰りに反町によって村上さんと蕎麦屋で一献。
3/18(日)
HNKスペシャル「東京大空襲 未公開写真583枚」。東方社の見えなかった部分の仕事が見えて興味深かった。木村伊兵衛「現場で起きていることを後世に残すのだ」と言ったというが、国際プロパガンダの中の職人意識のように思えた。そうした意味も含めて、583枚の写真をもっと見たかった。番組で、あれは「無差別爆撃だった」と記録だけでなく、米軍パイロットの証言でも語られているのだが、そしてそれは広島・長崎に続くのだからそのとおりなのだが、それを言った途端に、「では、例えば日本軍の重慶爆撃はどうなのか」という問いに向き合うことになる。番組制作者は、そこをどう思ったのだろうか。それとも、思わなかったのか。
そこが曖昧なまま戦後を過ごしてしまった。「敗戦の仕方」に失敗したのだろう、われわれは。
3/19(月)
「月刊民放」原稿書き始める。<地デジ>についてというテーマだが、「私的地デジ論」を書いてみようと思う。9000字。
今月は「あやブロ」の投稿が活発。素晴らしい!・・・が、「月刊民放」の原稿に集中したいので、なかなかあやが取れず。申し訳ない。月末はスキーだし。月が変わったら、どこかでまとめて書くしかない。皆さん、乞ご容赦。
3/20(火)
春分の日。日が長くなったわけだ。それにしても、今年の冬は長い。
3/21(水)
近くの銀行に出かけたのだが、出遅れて気が急いていたのだろうか、途中で躓いて転倒。気がついたらバッタリ、という感じで倒れていた。打撲と擦り傷で済んだから良かったが、ビックリした。平地で転ぶなんて信じられないと、つい先月に転倒骨折した友人のことを言ったのだが、笑ってる場合じゃない。気持ほど足が動いてないということだ。身体能力にはまだ自信があるのだけど、気をつけよう。
昼、元気堂のマッサージでもその話題。筋力をつけるトレーニングと解すスクワットと両方続けてくださいね、と言われた。
午後、元共同通信記者の津山恵子さんをメディア総研社長氏家君に紹介。彼女は、いまNY在住のフリーのジャーナリスト。
3/22(木)
昨日の転倒にめげずウォーキング。
3/23(金)
今日も歩く。
3/24(土)
町田・東急のTimberlandで買い物。春夏もののデニム・パンツとシャツ。
寒さに飽きた。
とはいえ、火曜日から孫とスキー。山の雪は残っていてほしい…と勝手なことを思って過ごす。
「月刊民放」原稿、長くなって削るのに苦心した。脱稿。後は一部資料チェック。マ、上手く書けたかな。
NHKスペシャル「故郷(ふるさと)か移住か―原発避難者たちの決断―」。放射能禍という見えないものの映像化は難しい。地域という物理的な単位としての村を解体させても、共同体という村は維持できるか。困難な選択だ。国より村が優先するのは分かる(当然)のだが、村より人(個人・家族)の選択はありうるのか。ありうるだろう。その時、共同体とは人にとって何なのだろう。
3/27(火)
朝6時前に家を出て、途中次女と孫と合流。
大宮07:48あさま505号。長野で予約のタクシーで戸隠・越水ヶ原へ。10:35.樅の木山荘着。
快晴!前日に良い雪が降ったとのこと。10時過ぎから4時ころまで、存分に滑る孫(小2女児)滑るたびに早くなるのに感心。かなりの斜面をノンストップで降りて来る。早朝に出発した甲斐があった。宿で村上さん(ホープさん)と合流。
3/28(水)
未明から雪。湿雪10Cm。
孫はスキースクール。リフト券を購入して、先に手続きをしている母子に持って行くつもりだったのだが、圧雪していない重い雪に大苦戦、緩斜面では全く滑らず、時間に間に合わないかと思って焦った。何とか間に合って、ホッ・・・。スクールに入れて良かった。こんな雪の中で面倒見てたらヘトヘトになっただろう。
案の定、午後は一緒に滑って疲れ果てた。
3.29(木)
快晴。昨日の新雪が締まってウィーゼルも入り、メンテナンス良し。文句なしのコンディション。午前中は快適。今シーズン、あまり滑れなかったホープさんも納得。最終日に良い気持ちで上がれて良かった。午後、気温が上がってシャーベット状態になったが、孫は委細構わずもっと滑りたいという。確かに、フォームも腰が落ちなくなったし、自然に板が揃うようになっている。面白いはずだ。が、こっちは、今日も草臥れた。
3/30(金)
晴時々曇。
樅の木山荘の朝食。ご飯とパン(ごまパンとバターロール)が一日おき。
今日のスープはかぼちゃ。一昨日はカリフラワーだった。卵料理一皿。紅茶とヨーグルトにバナナのデザート。40年以上前、戸隠スキー場が出来たばかりの頃、最初にこの宿に泊まったホープさんたちが、朝の紅茶のティーカップが湯煎してあるのに感心したという。かといって、気障にならず素朴さとセンスの良さが組み合わさっているのが良い。主の感性と人柄だろうが、いまの二代目にも引き継がれていて嬉しい。
ゲレンデはアイスバーンだが、圧雪が行きとどいて良い状態。11時過ぎに引き上げたが、孫は「帰るの嫌だ」とべそ。宿でシーズン中預けてあったウェアー、部屋着、パシャマ、洗面道具など、荷造り。板と靴は来シーズンまで保管してもらう。無事、今シーズン終了。最後の4日、孫と滑るのは楽しいが結構緊張もする。シーズン20日滑走達成。42シーズン目で初めて。お疲れ様。
3/31(土)
<3.11>の影響で、地デジ移行が延期になっていた東北三県のアナログ放送が、本日終了。
民放連から、「地デジ」総括作業のサポート依頼のTelあり。1995年から、ほとんど地デジに関わって過ごしてきた。
前川英樹(マエカワ ヒデキ)プロフィール
1964年TBS入社 。TBS人生の前半はドラマなど番組制作。42歳の ある日突然メ ディア企画開発部門に異動。ハイビジョン・BS・地デジとい うポストアナログ地上波の「王道」(当時はいばらの道?)を歩く。誰もやってないことが色々出来て面白かった。その後、TBSメディア総研社長。2010 年6月”仕事”終了。でも、ソーシャル・ネットワーク時代のテレビ論への関心は持続している・・・つもり。で、「あやブロ」をとりあえずその<場>にして いる。
「あやブロ」での通称?は“せんぱい”。プロフィール写真は40歳頃(30年程前だ)、ドラマのロケ現場。一番の趣味はスキー。ホームゲレンデは戸隠。
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