視聴者は「視聴者」でなく「ユーザー」になった
フェイスブックを眺めていたら、中村伊知哉さんの『どうも RT @agora_japan: 中村 伊知哉『「知財戦略」過去10年を問い直し未来10年を探る』 http://t.co/D5WN6TTk 』というコメントが目に留まりリンク先のアゴラでの中村伊知哉さんのエントリーを覗くと、ビビっとくる一文が飛び込んで来た。久夛良木健さんの発言で、『この10年間の最大の変化は、消費者がユーザとなり、コンテンツの生産と共有の主体になったことだ。』というものだ。
このところかなりの勢いで書いて来たあやとりブログのエントリーの中で、「視聴者」という言葉を使うたびに違和感を感じていた。なので、「視聴者(=ユーザー)」などの表現をする場合が何度もあった。
テレビを、オールドメディアとしてのテレビで考える場合は、「視聴者」と書いても違和感はない。しかし、テレビがネットと繋がったり、テレビとスマホやタブレットなどのセカンドスクリーンとの連動をテーマとして語ろうとすると、「視聴者」というより「ユーザー」と言った方がしっくりくる。久夛良木さんのように、「視聴者」が「ユーザー」になった!と言い切った方が、テレビの現状を正しくイメージできるのではないか。
コメント
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リアルタイムの放送をテレビで視聴する人が増えることは良いことです。 言うまでもなくこれは「視聴率が上がる」ことを意味します。 &nb…
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